ザツダン #02248
「数十人の案件ですけれど特定の数人にお金払っている感覚ですよ。何人分働いているんですかという方と、価値を感じない方と。」
「細かく見てくれて能動的に動いてくれて本当助かります。」
「〇〇さんがいなかったら終わっていますよ、このプロジェクト。」
「後世に遺せるドキュメントですね。」
「絶対に抜けないでくださいね。」
いつものように、
チームとしては厳しく言われ、
個人としてはおだてられ、
がんばり、
また頼りにされているかのような言葉をかけられ、
のしかかり。
属人化せぬよう、いつでも抜けられるよう、やったことはすべて丁寧に明文化し渡していっているけれど、結局、前例のない作業の立てつけは次から次へとこちらへ降ってきてしまうし。広い視野で些細なことを拾って動いてくれる人もいなければ、依頼した作業を自身で完遂してくれる人も少なく。
人を増やしてスケジュールを延伸してどうにかなるならばいくらでも調整しにいくのだけど、問題はそれではない。質。
何がプレイングマネージャーよ。テクニカルで繊細な作業をこれだけ担っているのだからマネージングプレイヤーです。
すべてがいつもどおり。一人で動いていた昨年度はこんなことはなかったし、そのときに決してワーカホリックでないことを確信できたけれど、チームとなると、いつもどおり。
「こんなにがんばっているのに」とは違う、うまく言い表せぬ自責の心情。文句は山ほどあるが、きっと自分が下手なだけ。チームを持った25歳頃から5年間、ずっと同じ悩みを抱えており情けないかぎり。
しかし、そう言いながらもこうやって自分が自分がと主張するかのよう文を書き殴ってしまうのだから、もうだめね。
来年度に向けて、上からの強制力に期待し調整を重ねているこの下期です。おつかれ。