ザツダン #01852
こんな形でいくら評価されようと、なにひとつ喜びはない。誰のためにもならない。
なぜそう振る舞ってしまうのか?見栄?見栄ではない。格好いいとも決して思っていない。自分のためにも人のためにもならないということを正確に理解している。
この振る舞いが最も得意であり楽でもあるとまだ信じてしまっているのだろう。けれど、こんな気持ちになっているのだから、楽であるというのは幻想。この気持ちが、証明となっている。
これではまた不健康になる。本来的な心の豊かさにはつながらないことだから。極めて無駄な時間だから。
うそをつきすぎてだめになるよ。後悔する。もうこの形で後悔してはならない。次に後悔するときにはきっともう生きていない。今も生きているとは言えないけれど。
間違っていると理解しているはずなのになぜ変えられないのか。何が邪魔をしているのか。"意味のない得意"をなぜ捨てられないのか。この原因を特定できる気配が一向にないことが、何よりも恐ろしい。自分の中の余計なものの根っこを、わかりたい。