答えが出ない、出せない状態のなかにいつづけられる肺活量を持つこと、複雑性の増大に耐えうる知的体力をもつこと。 迷ってもいつもそこに根を下ろしなおすことのできるたしかな言葉、そこからさまざまな言葉を紡いでゆけるあきらかな言葉と出会うこと。 「…
メインストリーム外では久しく見ていなかった"音楽で一つになりたいんだ"系の言説(意見表明?)を数日前に見つけ、近頃はあまり意識することのなかった想いがまた頭の中を再循環した。ぐるぐると。 Twitterへ音楽作品を"シェア"してばかりいるとよくわからな…
レクサプロを服用し始めて4ヶ月ほど。薬というものは本当に効く。身体に作用するという表現のほうがしっくりくるだろうか。途中、自然に回復してきただけなのではと疑い、勝手にやめてしまったことがあったが、わかりやすく戻ってしまい、すぐにまた服用を再…
こんな形でいくら評価されようと、なにひとつ喜びはない。誰のためにもならない。 なぜそう振る舞ってしまうのか?見栄?見栄ではない。格好いいとも決して思っていない。自分のためにも人のためにもならないということを正確に理解している。 この振る舞い…
※重さのあまり当ページ全体あるいは一部の読み込みに失敗する可能性がある ※順番に厳密な意味はないけれどどことなく流れがあるかもしれない ※集計対象期間:2020/01/01-2020/12/25 注目集める中毒なだけなのに芸術を盾にするの、ろくでなしというより人でな…
・当記事にはトップ143作品とコンピレーション10作品を掲載 ・当記事に掲載しきれなかったその他180作品を含む計333作品について、各作品から1トラックずつピックアップしApple MusicおよびSpotifyのプレイリストに収録(最下部にリンク有り) ・サブスクリプ…
つくっている人たちは、今も淡々とつくり、謙虚に発信し続けている。最深部/最先端/最尖端とまで言われない場所であっても、ある程度小さなところへ来れば、おかしな動機を持った人は居なくなる。 一方、聴く側は、いいかげんな人や偉そうな人が結構なところ…
・「限りなき進歩という大いなる約束」、自然の支配、物質的豊かさ、最大多数の最大幸福、妨げるもののない個人の自由の約束、は産業時代が始まって以来、各世代の希望と信念を支えてきた。 ・だれもが富と安楽とを達成すれば、その結果としてだれもが無制限…
・しないでいいならそのほうがいいという労働が、そうでは済まないからこそ、進んで行いうるようなモチベーションが編み出されねばならなかった。 ・労働が苦労であり自己実現にならなくなったからこそ、非労働のうちでこそ「労働の純粋な形式」が輝くという…
上半期の分も含めてまた年末に整理することになるから、今は簡単に。 ベスト81作品と、その他よかった112作品。 Apple Music https://music.apple.com/jp/playlist/2020h1-top81-ranking-112-random/pl.u-kv9l06at7p8xDe Spotify https://open.spotify.com/p…
例によって、2019年の年間ベスト136作品を掲載します。54作品までは順位をつけました。例年以上に、音像の好みがばればれな列びです。 (Apple Musicはこちら)2019年ベスト54作品2019年の135作品(あいうえお)以下、・54位→1位・コンピレーション・その他よか…
2018年の年間ベスト156作品を掲載します。54作品までは順位つけました。他の方の記事はこの記事を投稿するまで見ないよう我慢しているので、定番ばかりなのか独自性があるのかわかりませんが、きっと少し若い選曲にはなっているはずです。 shumamb - 2018年…
2017年は量をあまり聴けなかったのですが、それでも整理してみると170ものよい作品がありました。 36作品までは順位がつきました。つけました。 好みの大きな変化は無かったように思います。 Robert Crouchの音は、今作もやはり特別。 「2017年の音楽(ベスト…
上半期にリリースされた作品(リイシューもあるけれど)のうち、面白かったものを挙げてみた。 順位とかはなく、アルファベット順で。 特によく聴いていたのは、Basic RhythmやDauwd、Gábor Lázár、Kara-Lis Coverdale、Yann Leguay、Jamire Williams、Shed辺…
「直感的なものを適度に避けることが、健やかに持続的に楽しく生きるコツだよ」と聞いたのが14歳のとき。直感的なものは薬と同じだから、と。 すべてに対してそれを実行するのは難しいけれど、日常的に触れるものや好きなことにおいては気をつけようとずっと…